生成AIで水枯渇リスク【今週の気になったニュース】

    ちょっと気になった今週のニュースは「生成AIで水枯渇リスク」です。

    7日の日経クロステックで 生成AIブームでデータセンター需要が増し、データセンターの冷却に必要な水の不足リスクが心配されている…という記事を興味深く読みました。

    生成AI需要により各地で 建設が進むデータセンター 。
    そのデータセンターが稼働するには 膨大な電力と水力の安定供給が必要ということは周知の通りですが、問題はその使用量!

    マイクロソフトやGoogleなどの巨大テックが占める水量も年々うなぎ登りに増えており、すでに市全体の1/4もの水量を占める企業もあるという事実は、なかなか穏やかではないですね。

    記事にはChatGPTなどの生成AIを私たちが利用した場合、10〜50回の処理要求(クエリー)ごとにペットボトル1本分(500ml)必要という推論も掲載されていて、思わずペットボトルを眺めてしまいました。

    データセンターの冷却には 省エネ化の研究も進められているようですが、水という資源の有効活用や再利用など改めて考えさせられますね。