中小企業のウェブ担当者のみなさん、お疲れさまです。
今週の失敗事例は「コスパ重視」です。
事業であれば 支払った金額に見合う効果や満足度といった「費用対効果」。
つまり 「コスパ(コストパフォーマンス)」 を重要視することは理解できます。
ただ、ウェブサイトの改善施策ではコスパ重視が必ずしも良いとは限りません。
コスパ重視でわかりやすい施策は、経営層や上司にも説明しやすいためウェブ担当者としてもついコスパの良い短期的な施策を提案したくなりますが、長期的な施策改善を先送りすればさらに改善が遅くなるだけ。
コストや時間がかかると言う理由だけで 必要機能やコンテンツをおろそかにすると自社の特徴がなくなり、競合他社との差別化が弱くなり結果的に画一的なサイトになりがちです。
コスパだけを重視するのではなく長期的な視点や競合との差別化、 ユーザー視点といった多角的な視点を持って改善提案をするようにしましょう。