企業が重視する「社員の働きがい」

    ちょっと気になった今週のニュースは、企業が重視する「社員の働きがい」です。

    17日の日経新聞に掲載されていた、企業が人的資本への意識を高めている。
    という記事を 大変興味深く読みました。

    人的資本とは従業員が持つ “技術・知識・ノウハウ・資源”など、人材能力を資本としてとらえる考え方。

    近年日本でも上場企業などを対象に、情報開示が義務づけられるようになりました。

    日本経済新聞社がまとめた 今年度の「日経サステナブル総合調査」によると、調査回答企業による 従業員エンゲージメント(働きがい)の 開示比率が50%に到達。
    社員の働きがいについて注目している 企業が徐々に増加しているようです。

    注目されていた「男女給与格差」などの項目は 8割以上の企業が開示したようですね。

    社員の働きがいを軽視する企業は人材流出や生産性低下のリスクが高くなるため投資家や株価に影響があるほか、将来的な企業経営を根本から揺るがしかねず、企業としても社員の働きがいは業績に並ぶ重要な指標となってきました。

    今後の急激な人口減少なども見据え、企業も社員の働きがいを高めるための工夫を試行錯誤していく必要がありますね。