ちょっと気になった今週のニュースは 「氾濫する生成AIアニメ」です。
生成AI画像共有サイトで9万件の画像を調べ、 実存のアニメ画像と似ている投稿画像を調査したという、6日の日経新聞記事を興味深く読みました。
物心ついた頃からアニメに囲まれて 数々のテレビアニメで育ってきた私たち。
日本発のアニメが世界で賞賛されることに誇りをもっていましたが、生成AI画像によって著作権侵害にあたる画像が多数確認され 日本のアニメ産業が打撃を受けているとのことです。
ゼロからイチを生み出すまでの途方もない制作側の労力が たった数秒で模倣されて拡散されていく現状は、制作側から見れば確かに脅威ですよね。
ユーザーがプロンプト(指示文)にキャラ名を入れれば 瞬時に類似画像が生成される昨今、これからは誰もが画像や動画アニメを作れる時代になります。
生成AIに関しては画像だけでなく動画や音声も含め 今後著作権をめぐる法的整備や規制も進むことと思いますが、状況は流動的。
全規制も難しいため、アニメ産業と生成AIと上手く付き合っていくような形を都度見出して折り合っていくしかないのかなと言う気もします。
どちらにしても日本の誇るアニメ産業が衰退しないように 見守っていきたいですね。