新卒採用にもジョブ型人事の動き【今週の気になるニュース】

    ちょっと気になった今週のニュースは 「新卒採用にもジョブ型人事の動き」です。

    新卒も職務に合わせて待遇を決める「ジョブ型」の対象とし 一律待遇は廃止!という日経新聞の記事を興味深く読みました。
    1〜2年で定型的な仕事を覚え3〜4年で一人前になれば…。
    そんな目論見で、長く新卒採用や初任給は一律でしたが AIをはじめとするデジタル技術の普及で単純業務が激減。

    最初から専門業務に携われる環境が整ってきたこともあり、技術者や研究者不足に悩むIT(情報技術)業界を筆頭に専門技能の習得を前倒しする動きが拡大しているそう。

    学生からすれば資格や実績が認められれば 新卒から高待遇・高所得となる可能性もあるため 貢献意欲も高まりますし、企業側としては早めに優秀人材を確保できる メリットも大きいのでしょうね。

    今回新聞で報じられたのは富士通でしたが、 NECや日立製作所などのIT企業でも ジョブ型に移行しつつあるとのこと。

    IT各社のジョブ型への採用シフトの行方は 人材不足に悩むほかの業界にとっても興味津々。
    新しい新卒採用のあり方として注視したいと思います。