今週の失敗事例は「分担作成」です。
自社サイトのリニューアルを外部に委託せず 社内でリニューアル部会を設置し作成を分担。
事業の合間に各自が手間暇かけて作成したサイトが なんともまとまりのないサイトになってしまった… そんな失敗事例があります。
失敗の最大の原因はプロジェクトの全体最適化をおこなう 指揮者(ディレクター)の不在。
今はノーコードでもウェブサイトを作ることができるため 社内でウェブサイトを作成するという選択肢もありますが、やはりウェブサイトを熟知して制作全体をコントロールできるそういった専門家の存在が不可欠です。
数人で担当を分担し、各自自分の担当範囲だけ制作するという分担指揮・分担作成で作成したサイトはそれぞれがそれぞれの感覚でページを作成したため見た目や内容の統一感もなく訪問者に何を伝えたいのかも不明。
逆に組織としての未熟さや品質の低さを訪問者に露呈して 不安を誘う結果となってしまいました。
コストをかけず自社内で制作する場合でも 外部専門家と組むなどして全体を管理してクオリティを保つ 指揮系統や作成のあり方を検討しましょう。