ちょっと気になった今週のニュースは 「感情読み取る音声AI」です。
4日、米企業のオープンAIが AI(人工知能)を使った音声機能の一般提供を始めた… という、日経新聞の記事を興味深く読みました。
対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」に追加された新しい音声機能は、英語のほか日本語など50言語に対応。
有料版利用者が使えるようになるということです。
今までのチャットGPTとの最大の違いは応答の速さ。
人の呼びかけへの反応時間を平均0.3秒に縮めたことで、会話中の不自然な“間”がなくなったとのこと。
音声の調子も相手の感情に合わせて調整するため、AIと意識することなく自然な会話が成立すると言われています。
今までは米アマゾンの「Alexa(アレクサ)」や 米アップルの「Siri(シリ)」が 音声AIアシスタントとして普及していましたが、 それをはるかに超える次元の性能ですね。
ただ一方で、より人間らしく音声を操るAIの普及は、なりすましなど悪用されるリスクも。
高度な音声AIの普及は 私たちの生活へ大きな影響をもたらしそうです。