ちょっと気になった今週のニュースは 「ヒット本の書名長く」です。
20日の日経新聞に掲載されていたベストセラー本のタイトルが長くなっているという記事、大変興味深く読みました。
2023年までの直近5年間の ベストセラー本について出版科学研究所の年間ランキングをもとに調べた結果、上位30冊の平均書名は10.3字で、1960年代に比べ2倍に増加!!!
確かに2010年のベストセラーだった 「もし高校野球の女子マネージャーが ドラッガーのマネジメントを読んだら」は、私も長いタイトルだなーとびっくりした記憶があります。
このようなタイトルの長さは、タイトルだけで直感的に本の内容がわかるコスパ(コストパフォーマンス)タイパ(タイムパフォーマンス)を重視して時間と労力を惜しむ世相や、多様な書き手の出現や読者の好みの細分化や、作品を目立たせるためタイトルが説明的になっている…という指摘などは、確かにネット文化の浸透によるものだなぁ〜と実感。
データを見ながら色々と考えさせられました。