ちょっと気になった今週のニュースは「AI発明の特許」です。
12日の日経新聞に掲載されていた AI(人工知能)の「発明」に特許が認められるかどうか、控訴審が結審したという記事を 大変興味深く読みました。
AIが関わった発明にAIの名前で特許が認められるかどうかを、発明を申請した人と特許庁が争っている裁判。
なんだかSFのようだななんて思ってしまいましたが、すでにAIと特許権を巡る争いは世界中で起きているようですね。
今回は特許法上の発明をした”主体”が 人に限定されるかどうかということが最大の争点なのですが「発明者は人間に限る」 という理由で特許を認めなかった一審判決を覆せるかどうか、来年1月とされる判決が注目されます。
発明をするのは人であり、AIはあくまでも道具というのが今までの 一般認識だったかなと思いますが、AIの高度化に伴って その認識も変化していくのかもしれないですね。